音楽愛日記
ズタボロだったけれど
今だから言えることですが…
先日わが教室発表会の講師演奏の私は何度も止まりミスだらけのズタボロ。正直、生徒たちが辞めていくレベル。
なのにその後、生徒たちは更なるやる気と活気を持って、しかも「先生に出逢えてよかった」と仰りながら通ってきてくれるように(;ω;`*)
今朝の番組で、人気スーパーが人気の秘密として「お客様に常に誠実で正直に」に言っていて、私これを地でいってる!と思った。
そう、私、虚飾や虚栄が大っきらいなの。
それと、常に心得ているのは、
・先生の見栄になってしまってはダメ
・まずは生徒たちが上手くいくこと
に集中すること。
発表会のみならず、普段のレッスンこそもこれに徹せられていると自負できます。
カオス
もう右手がいろいろカオスすぎる。
実はずっと親指MP関節(第2関節)が痛いし、ヘバーデン進行中の3本は時々だけどチクチク痛むし、小指はヘバーデン残骸で曲がったままでいまだに感覚掴めずミスタッチ連発だし、春からの肘近辺の腱鞘炎はまだ治らないし(*_*)
ピアノを弾く手としてはあまりにもカオスすぎる。
でも片腕失うより全然マシなので感謝して、このカオスの右手右腕をどう使ったらよいか?を検証することが今の私の練習。
そんな検証&実験段階で今月実施予定の師匠門下発表会に出るのはあまりにも酷だし、昨日 師匠と話し合って今回は見送ることに。
スっゴく気持ちが楽になった!
やっぱり自分にとってここが負担の原因で日常生活に支障を来してたことが明確!
ただ、自分にとって場数が大事なのもこれまた確かなので、見送りは今回の一度だけと心に決め、まずは充電をがんばる意味で新なスタートを今日から切ります!
ほぼ生徒の曲練
今日は自分の練習時間の3分の2は生徒の曲を練習してた…
でもこれも大事な仕事だから仕方ない。
やらなくても出来るならいいけど、そこそこのレベルの子たちのは私だって真剣に取り組まなきゃできない。
でも発見が山ほどあるし、これらこそが指導に役立つ事柄。さらに師匠レッスンにも持ち込んでアドバイスを受けるの(笑)
うちの生徒たちは幸せだわ♪
間接的にピアニスト師匠についてるのとほぼ同等のアドバイスを受けられるんだからね。
大げさがちょうどいい
今まで、練習での気づきや指導上の簡単なポイントを、なぜかSNSでも発信してましたが、もうやめることにする。
なんか、自分が苦労して見極めた事柄や長年培ってきた指導の中でみえてきた事を発信してしまうことは、無償レッスンと同じ…と思うとバカらしくなってきた(笑)
私はSNSで生徒募集とかいう企みは皆無なので(その企みを持ってうまく投稿している人はたくさんいる)、こちらに熱心に通ってきて下さる生徒の方たちへのみ、そのような内容を共有すべきかと。
でないと割があわないわん。
てことで、SNS上でのとある趣味ピアノの方にリプするのほやめて(笑)、こちらで言います↓
ピアノは弾く側が、
『大げさにやってちょうどいい』
てこと。
生徒の耳は先生の耳(?)
とあるマンドリン講師の方がSNSで、
>引用
《我が教室では課題曲をクリアする際の条件として『自己採点で80点以上取る』を基準としています。自己採点でいいのか? と思う人もいるかもですが、本当に大切なのは自己採点できる人に育てること。その1曲に取り組む過程で自己採点できる能力を培うこと。人の指示に従うだけじゃ意味無いもんね?》
と語っておられた。
確かに言えてる!
うちでも生徒に、
「もし自分が先生だったら今の丸あげられる?」
と聞くとたいてい首を横に振る。
「じゃどうなれば丸あげられる?」
と聞くと、とても正統的な答えが戻ってくる。
たとえ、通って一年の5才であっても。
生徒たちはよく分かってるんだよ。
先生の耳は生徒の耳。
先生の観点はゆくゆく生徒の観点。
だから私は自分自身のスキルアップに余念がないのだ。