埼玉県草加市の
本格的ピアノ教室
ますださおりピアノ教室

絶対音感、そしてプロ直伝からのピアニスト奏法とマル秘テクニックを指導している本格的な完全個人のピアノ教室です。

幼児~大人まで
さらにシニアコースも開設しました!


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音楽愛日記

2018-08-31 17:13:00

大笑いレッスン♪

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「僕は生徒の演奏を褒めることはほどんどない」

と口癖のようにおっしゃる師事のY氏。

 

でも最近、私の成長を切に願ってなのか(と思いたい!)、

「これからは生徒の目線でアドバイスする事にした。今までは自分の理想を語ってたけど。」

 

ふふっ、そうだったのね…

 

てか、今頃やっと??

 

なんか、出来すぎるピアニストは何かがチョいと違うのか、Y氏がそうなのか、よく分かりませんが思わず、

 

「今頃!?」

 

と、尊敬する師匠の目の前で失礼な叫びをしてしまいました。

…言動がなんとも子供なワタシw、自分に呆れます。

 

あるエチュードを弾き終えたら、

「最初ずっと良かったのに~」

と言われ、

いつも自分の弾きっぷりを否定的にしか捉えられない私は、そのせいでどんどんを崩れていってしまうのです。なので先生には「その調子!」とか「上手!」とか言って下されば気分がノッて最後まで調子よく弾けるのに、との願望を伝えました。

 

(ちなみに私が生徒達にそうしているのです。それにより、ノれて調子が出てよくなる様を常に実感しますので…

前回にも書きましたが、演奏はメンタルが大きく影響します。

メンタルが肯定的になれれば弾けるようになり成長していく…といっても過言ではないのです。そのメンタルを強めるのは、何がどうしても指導者の協力が必要不可欠なのです。私自身が指導者であっても、です。師事の先生の協力が必要なんです!)

 

私「だからそう言って♪」

Y氏「いいよ。なんの曲で?   今の曲なら成功って言える自信ある。」

 

??   成功を言える自信?  弾くの私だよ(笑)

 

まあまあ、いいとして…

 

 

さあ、実践のはじまりはじまり!

 

2小節目に差しかかった瞬間、

「あら、いいじゃない。」

 

3小節目で

「ぐう~~っドゥ!」(裏返った声で、笑)

すかさず

「エーっクセレ~ンツ!」

ヒートアップし

「Wow~!!」

 

(Wowはないだろ、笑)

 

「おっ、調子いい調子いい!」

「おお、スゴいスゴい!がんばれがんばれ!」

 

今まで褒めたことない人がよ。さっすが表現者!

もうね、弾きながらおっかしくってゲラゲラ笑いながら、

「笑いすぎて弾けな~い!」

と叫びながら弾くワタシ…

 

異様な光景よ、これ(笑)

 

(先生、叫びすぎてるけど、音、聴こえてる?笑)

 

 

大成功をおさめ終演!

先生、

「スゴいじゃ~ん!」

 

「たのしかった~、せんせ~!\(^o^)/」

 

と子供のように椅子から飛び降り先生の足元へジャンピングスライドするADHDな私(笑)

半世紀近く生きててこのお子ちゃま行動、かなり問題ありな大人ねww

 

Y氏「そーゆーことなんだ!な~るほど~!

あ~いつも怯えてたわけかぁ、ふ~ん…」

そして、

「いや、今ほんとに上手くいったからびっくりした。あーじゃあ今までかなりメンタルにヤられてたってことか~…」

 

その後の曲もそんな状況下で弾かせて下さり、先生自ら二度三度、同じ言葉を呟き感嘆されたのであった。

 

どうやら先生、帰国後10年間の指導で生徒を褒めながら演奏させたのは初体験だったらしい…(^^;

 

                                           

 そういえば、この日のレッスンの冒頭で弾いた曲も実は本気で褒めて下さってたのでした。

初出し曲だったのだけれど、この程度の曲なら初出しで完璧にしていって当然!との思いで出来ることを全てやり、しかもノーミスで…

 

先生の前ではノーミスが叶わず悔しい思いをしましたが、弾き終えると先生は何やら肯定的な表情でゴニョゴニョと…

「先生、褒めてくれてるの?」

と真意をついてみる。(笑)

「そう、褒めてるの!」

「本気?」

「そ!本気で褒めてるの!増田さんの中では名演のひとつだよ。ミス悔しがってるけど、そのくらいいつもミス少ないといいのに、て思って聴いてましたよ!」

 

…ならゴニョゴニョじゃなくて、素直に褒めてくれりゃ~いいじゃん…(笑)

 

とりあえず、私にとっても先生にとっても収穫多しな大笑いレッスンでした。

 

少しは努力が報われてきたかな…

 

                                      ♪♪♪♪♪

 

 

 

 

2018-08-05 20:06:00

夫からの注文曲

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夫の罠にまんま引っかかり、うまいことノせられて練習始めます(笑)

 

滝廉太郎の小品ピアノ曲「憾」。

(うらみ、と読みます)

 

マイナーな曲だけど、夫が今度の演劇のBGMに使いたいンだって!

YouTubeでは自分の気に入った演奏がないンだって!

私の、下手くそでも表情豊かなのがいンだって!

 

夫は、人が嫌がるのを無理やりやらせるのが大っキライな、温厚で思いやりある優しい人。

そして相手が自ら「やりたい!」て思わせる話術と心理を読む天才です。

その見事なまでの誘導に、私がハメられていく一部始終をご覧あれ↓↓↓

 

知らないその曲をYouTubeで聴かせられ、

 

夫「この演奏どう思う?」

私「何この投げやりヒステリックで平らなつまんない演奏…w」

夫「でしょ!さおならもっともっと表情豊かだよね♪」

私「でしょー!」

夫「他の人のもいろいろ聴いたけど、全部イマイチなんだよね…せっかく演劇で使いたい曲みつけたのに使いたい演奏がないの。

さおが弾いてくれたらきっと使いたい…」

私「だろうね、笑」

夫「弾いてくれる!?」

私「うん、単純そうな曲だから、そこをなんとかしたいよね」

夫「ほんとぉ!?楽譜これ!」

 

そうか、私ハメられてたのか…

 

ハメられたのに「絶対いい演奏に仕立てたい」と思うわけで、やらされ感は全くゼロ。

 

このスゴい話術、私もレッスンで取り入れてます(^^)

 

指導者はいかに生徒の気分をノらせるか、てのは重要な指導です。

 

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