音楽愛日記
初ポリフォニーなのに
レッスンで “ピアノはオーケストラ” てことで、基本的にピアノ演奏はポリフォニーであることを小1ちゃんに教えたくて、そのママが音大ご出身(ピアノ科)てこともあり導入教則本に出てきた初ポリフォニー2声を、そのママと私で初見コーラスした。
すごく楽しかった♪
すると…あら不思議!
その直後に弾かせた彼女の2声が、ちゃ〜んとポリフォニーになった😳✨
指使いの検証
クレメンティのソナチネ6番。難易度は上の方。
生徒に出した宿題曲なので検証&試弾中。
ここ、どう考えても上の指使いでしょ。
2424…だと暴れるし高速テンポ出ないしで、これ採用したら「やっぱり子供の弾き方ね」てやつの典型になるかと。
私は子供にこそ、音の聴こえ方はプロを目指させている。ここでは繊細かつ軽やかな真珠の音が欲しいところ。
この2424の繰り返しでもプロピアニストみたいに前腕と手首の回転を絶妙な割合でコラボできればいいけど、このレベルをやる子はそこがなかなか難しいようで、だから上の指使いで。
ちなみに子供こそ、プロの使うテクニックを低年齢のうちに指導すれば出来ます。そこが大人と違うところ。
ところが巷の様子から、先生がそこの指導が出来ていないケースがほとんどのもよう…
ダヴィッド•フレイ
昨日はこちらを♪
今まで存じ上げてなかったピアニストだったが、
それはそれは素晴らしいピアニストだった。
美しい透明感ある硬質な響きを持つ極上の音楽を演奏される彼の経歴を拝見すると、コンバト(パリコンセルヴァトワール)ご出身でルヴィエ先生にご師事。数年前まで私がついてたあの硬質で透明感ある音が魅力的なコンサートピアニストの先生と経歴が同じ!しかもお二方は同年代…!(同級生だった可能性…)
•コンバト出身
•ルヴィエ先生
という二つのキーワードがそういう音を生み出すのか、たまたま経歴が同じで私が勝手に結びつけて捉えてしまったのか、どっちだろう?
兎にも角にも、今の私が目指したいバッハの弾き方で大いに参考になった。
本日のお出迎え
すっごく綺麗に咲いてくれてて♡
本日はこちらのバラで皆様のお越しをお待ちしております♪
玄関にバラの香りも立ち込めてます♪
(皆さんが優雅な気持ちになれますように)
そういえば先日、この香りが芳香剤ではなくリアルなバラが放ってると知った親御さんがすごい驚いてくれて、ちょっと嬉しかった!
クレメンティのソナチネ
「クレメンティ」といえばソナチネが有名。
いやもうほんと、クレメンティのソナチネ、1番と6番じゃあまりにも難易度が違いすぎるw
学年に例えると1年生と6年生ぐらい(笑)
こういう作品はべつに作曲家が難易度順に書いてるわけじゃなく、一般的には書かれた時期順または発掘順がほとんどなんだけど、クレメンティはピアノの先生でもあったので教育上そこを意識して書いた。
なので生徒達にソナチネを網羅させるには、クレメンティの1〜6番をやらせるだけでかなりいろいろ学ばせることはできる。(とはいえ、偏ってはいけないが)