夫からの注文曲
夫の罠にまんま引っかかり、うまいことノせられて練習始めます(笑)
滝廉太郎の小品ピアノ曲「憾」。
(うらみ、と読みます)
マイナーな曲だけど、夫が今度の演劇のBGMに使いたいンだって!
YouTubeでは自分の気に入った演奏がないンだって!
私の、下手くそでも表情豊かなのがいンだって!
夫は、人が嫌がるのを無理やりやらせるのが大っキライな、温厚で思いやりある優しい人。
そして相手が自ら「やりたい!」て思わせる話術と心理を読む天才です。
その見事なまでの誘導に、私がハメられていく一部始終をご覧あれ↓↓↓
知らないその曲をYouTubeで聴かせられ、
夫「この演奏どう思う?」
私「何この投げやりヒステリックで平らなつまんない演奏…w」
夫「でしょ!さおならもっともっと表情豊かだよね♪」
私「でしょー!」
夫「他の人のもいろいろ聴いたけど、全部イマイチなんだよね…せっかく演劇で使いたい曲みつけたのに使いたい演奏がないの。
さおが弾いてくれたらきっと使いたい…」
私「だろうね、笑」
夫「弾いてくれる!?」
私「うん、単純そうな曲だから、そこをなんとかしたいよね」
夫「ほんとぉ!?楽譜これ!」
そうか、私ハメられてたのか…
ハメられたのに「絶対いい演奏に仕立てたい」と思うわけで、やらされ感は全くゼロ。
このスゴい話術、私もレッスンで取り入れてます(^^)
指導者はいかに生徒の気分をノらせるか、てのは重要な指導です。