音楽愛日記
生徒に合わせて

先日、グランドピアノ購入の生徒さま親子に同行したついでにこちらの階にも。
立ち読みはいろいろ勉強になります。
買わないけど、リズム聴音が苦手なあの子に「あ、そのやり方、も~らい!」とかね(笑)
そんな中でみつけた「この子やあの子に合わせた進度でもっと楽しく喜びんでもらえそうなテキスト」を発見!
今日のレッスンからさっそく使います♪
想像どおり喜んでくれるとうれしいな…!
脱力百害
腕の「力を抜こう」とか「脱力しよう」は、ここ最近かなり悪者とは思っていたが、それ以上に、本来必要不可欠な正常に弾くためのエネルギー源を阻んでしまうので、むしろ百害あって一利なしかと。
まずは片手を
今朝はたまたま気分で早く起床できたので、もうはや朝練!(^^;
うーん…この曲、ずっと両手でとあることに着目してやってはいたけれど、進展あまりないんでその着目点はそのままにもっと虫眼鏡的に観察して改善すべく、しばらく片手のみかな!
片手で、よ~くよ~く観察しながら動きと動線の研究だ!
教師冥利に尽きます!

本当に教師冥利に尽きます!
最高にうれしいメール、ありがとうございます!
とにかく発表会では自分の講師演奏が事故だらけだっただけに、この言葉のお陰で最重要任務が果たせたと実感します!
今後も指導、がんばらせていただきます!
貴重な体験

昨日はピアニスト師匠レッスン。
つくづく指導者が奏法等の論理を熟知し理解の上で指導することがどんなに大切なことか、身を持って感じた。
というもの、この師匠の前に私は鬼弾けるピアニストに8年ついて、「他力本願」にはならないよう私自らも必死に努力してやってきていたものの、奏法の根本的な重要事項の一つがごっそり抜けていたことに気づく。
ちなみに丸8年ついたピアニスト師匠ほ天才すぎて「人がなぜ弾けないかが分からない」と当時よくぼやいてた(笑)
いわゆる、自分は出来ても他人を教えるとなるとそれは別物、やつ。
まぁ天才肌な方だったわ。今でももちろん演奏は素晴らしいと思う。
ただね、奏法は最も根本的なことをご存知でなかったのだなと、今になって思う。
(ご自身は自然にできちゃってた人)
新師匠についてまず、そこをご指摘いただいた。そして昨日それがたった一年足らずで身につけられたとつくづく実感できた次第。
現に、この新師匠についた一年の実りは数知れずあり、これらのお陰でうちの新入生ちびっ子たちはじめ、既存の生徒たちもメキメキ上手くなってくれている印象を自負するのであります(^^;
そしてレッスン後はこちらをはしご(銀座ヤマハ↑)
4才の新入生がグランドピアノを購入する運びとなり私も同行。
これを機会にいろんなグランドピアノを弾かせてもらっちゃった♪
今回は"現実的な一生物"をコンセプトにCシリーズからTDタイプ又はXタイプからのご選択です。でも断然Xがよさげかと。
音色の違いよりまずは、打鍵する1cmの中身の感触が全くちがう。TDは重さを感じてしまうのに対し(不純物が多いというか引っかかりが多い)、Xはスーッと純粋に綺麗に入る。
この鍵盤の沈め心地を4才ちゃんのピアノ未経験の父親にも説明し実践していただいたら、とてもご納得されていた。
話は逸れるがSシリーズ(500万台)とCF(1,000万台)もついでに弾かせていただく。
こちらはさすが!といった印象。
音色からしてその透明感や奥行きがぜんぜん違うし、それらのタッチはさらに柔らかく美しく入る。
弾いていて、ミス起こして響きを濁らせる等の過ちを犯さないよう、極力丁寧に心を込めて大事に弾いている自分がいた(笑)
ちなみに私のピアノもそう(^^;
日々、どんな楽器に触れているかがどんなに重要であるかを感じた貴重な一日でした。