音楽愛日記
知識の助け
知識が邪魔をすることもあるけれど、やはり最終的には知識によって助けられるかと。
数年も前の古屋氏(ジストニア研究の世界きっての有望者かつピアニスト)の講座で聞いたある件が突然脳裏に浮上し実施してみたところ、
「これだ!」
と思った。
当時はその件、改善点の一つと認識しながらも実践には至れず。
でも脳裏にちゃんと記憶されてるもんなんだなぁ。
モコモコピアノ
昨晩、除湿機稼働を忘れて寝たら、朝の音の出がまったく鈍くて驚いた!!
ハンマーに針つついてモコモコピアノみたいなやつ(-_-)
今、日本列島はまるで梅雨みたいなんで、暫くは一晩中フル稼働を続けた方がよさそう。
皮肉

昨晩はいつもより30分長く練習して終了!
楽器って練習して終わる頃がいちばんよく響くようになる、ていう皮肉。
台風の湿度影響でなかなか音の立ち上がりと響きが鈍かったんだけどね。
久々にこれやって終わった。"バッハコラール371"の初見。
よく響くほどコラールの良さが♪
葬送の行進
5チャンネルわず。
エリザベス女王の国葬へ向け、棺をウェスミンスター寺院へ運ぶ際の兵士たちの、
トボ、トボ、トボ、トボ、
て行進を見て、あぁ~葬送行進のリズムとはこのことなんだな~、て感銘うけた。
ウェストミンスター寺院では讃美歌が歌われてて、なんか感動的…!
新境地
52年生きてきてふと気がつくと、私は他の人たちといろいろ随分違ってる。でもどんな事も本格的な事を知らないと気が済まなかった。その代表格はお菓子作り。小学生時代から本格的な事が書かれた分厚いお菓子作りの本を片手に、手持ちのない道具や材料は自分で工夫して補ってきた。
料理もそう。料理研究家やプロの料理人が使う道具を持たないと気が済まなかったし、本格的な行程も見ないと気が済まず、それらを知って自分が思う行程(簡単おいしいヘルシー)にアレンジし、誇れる物となってる。
だからピアノもそうなはずだと今、気がついた。
プロが持つ名器を手に入れプロ使用の奏法を学び(ただそれは学んだからといって容易く出来るものでもなく)、理想形は概ね分かった!
そしたら、その理想形を知ったうえで自分の身体に合わせたアレンジが重要であることを最近は強く感じる。みんなそれぞれ身体の大きさも骨格も筋肉量も筋肉の質も、全て違うのだから。
そういえばピアニスト師匠も基本奏法は根底にはあれ、テクニックは完全オーダーメイドと言っていた。
得意な唯一無二のお菓子作りや料理のように、ピアノもその理想が分かった上で方程式どおりではなく、工夫し向き合う中で「唯一無二の何かいい物」が生み出せたら、それが自分の求む物なのかもしれないと。
生徒への指導も全くもって同じ、との新境地に。