老眼鏡
人生初のめがね!
え?老眼鏡よ。なにか?(笑)
老眼歴14年目にしてやっと…笑笑!
地球に来て来年でちょうど半世紀!そりゃそんなに生きてりゃね、老眼のひとつやふたつ(^^;
先日レッスン中に、師匠Y氏がお持ちの老眼鏡(多分いちばん弱いやつ)を遊びがてら試させてもらったら、すんごい良く見えてびっくり100倍!
老眼鏡かけて「見えるぅ~!」てきゃっきゃ喜んでるヤツなんてここにしかいないよねw
その後日、今度は老眼鏡と天秤にかけて迷ってたハズキルーペも店頭で試してみた。
けど一瞬で頭痛くなってノックアウト!(>_<")
完全に求むは老眼鏡と確信し、とりあえずお試しと思って100均で買ってみたら、これがまあ~大当たり🤣!!
老眼鏡さま、今後わたしのピアノ人生と共にお世話になりやっす!
世にも不思議な体験
今日の、世にも不思議な体験…
昨日、激しいオクターブの練習やりすぎて右小指ヘバーデンの痛みが約二年ぶりにぶり返す。大事を取り今日はその曲お休み…でも小指弾くたびに痛い。
が、騙し騙しの練習最後に、昨日の練習成果を確認したくて恐る恐る問題曲をチョイとだけ弾いてみるものの…痛い。
ところが!!
鍵盤のポジションを変えた瞬間、突如として痛みが消えたでないか!
その後もずっと痛くない。
握って叩いても痛くない。
今日一日ずっと痛かったのに…!
なぜ!? なぜなぜなぜ!?
医学も、まだまだ未解明なところが山ほどあるからねぇ…
だったら、
ヘバーデンで曲がったままの関節は治らないと医学界では常識だけど、エッセンシャルオイルでも塗って思考を変えれば奇跡が起こるかも…!?
(アロマテラピー等エッセンシャルオイル使用の治療は医学界でも既に取り入れられているのだ)
固定観念、既成概念、先入観、常識…これらすべて邪魔!
もちろん、奏法においても。
これらは百害あって一利なしよ。
いちミクロ足りとも私の脳から消え失せろ!
よい演奏やその為のテクニックは、いかに柔軟な脳で挑むかが弾けるために重要視すべき事だし、そして何より工夫をすること。
ノーベル賞とられた方々もそのようにおっしゃっているでしょ(^^;
(写真はパジャマにて失礼します^^;)
たかがピアノ椅子、されどピアノ椅子
潜在的に、常に感じていたピアノ椅子への不満…
べつに今までのピアノ椅子が壊れたわけではないのですが、ものは試しと思い、家中の余ってた椅子で弾いてみた。
なんて弾きやすいのー!まるでアンデクシンガーみたいな座り心地と安定感!!座面高もぴったり!!
アンデクシンガーの椅子ほしいと思ってたけどいらないかな?ただ耐久性は違うだろうね。
なんか身体がとつぜんラクになって弾きやすくなったのは、気のせいではないね。
アンデクシンガーのピアノ椅子は、ピアノを弾く者にとって全てのストレスを極力軽減し、頻繁な高低への耐久性にも優れた最高級ピアノ椅子!
ただ価格がね~、購入するに二の足踏まされてる原因なのよ~
だからとりあえずこの椅子で様子見(笑)
各ピアノメーカーさん、なぜ椅子をもっと研究しないの?
楽器はモデルチェンジを頻繁にしてるのに…
椅子は、ピアノを弾く身体を支える重要な媒体なんですよ!
そこ分かってないのかな?
・・・しかし、この狭い範囲内に椅子5コ(笑)
大笑いレッスン♪
「僕は生徒の演奏を褒めることはほどんどない」
と口癖のようにおっしゃる師事のY氏。
でも最近、私の成長を切に願ってなのか(と思いたい!)、
「これからは生徒の目線でアドバイスする事にした。今までは自分の理想を語ってたけど。」
ふふっ、そうだったのね…
てか、今頃やっと??
なんか、出来すぎるピアニストは何かがチョいと違うのか、Y氏がそうなのか、よく分かりませんが思わず、
「今頃!?」
と、尊敬する師匠の目の前で失礼な叫びをしてしまいました。
…言動がなんとも子供なワタシw、自分に呆れます。
あるエチュードを弾き終えたら、
「最初ずっと良かったのに~」
と言われ、
いつも自分の弾きっぷりを否定的にしか捉えられない私は、そのせいでどんどんを崩れていってしまうのです。なので先生には「その調子!」とか「上手!」とか言って下されば気分がノッて最後まで調子よく弾けるのに、との願望を伝えました。
(ちなみに私が生徒達にそうしているのです。それにより、ノれて調子が出てよくなる様を常に実感しますので…
前回にも書きましたが、演奏はメンタルが大きく影響します。
メンタルが肯定的になれれば弾けるようになり成長していく…といっても過言ではないのです。そのメンタルを強めるのは、何がどうしても指導者の協力が必要不可欠なのです。私自身が指導者であっても、です。師事の先生の協力が必要なんです!)
私「だからそう言って♪」
Y氏「いいよ。なんの曲で? 今の曲なら成功って言える自信ある。」
?? 成功を言える自信? 弾くの私だよ(笑)
まあまあ、いいとして…
さあ、実践のはじまりはじまり!
2小節目に差しかかった瞬間、
「あら、いいじゃない。」
3小節目で
「ぐう~~っドゥ!」(裏返った声で、笑)
すかさず
「エーっクセレ~ンツ!」
ヒートアップし
「Wow~!!」
(Wowはないだろ、笑)
「おっ、調子いい調子いい!」
「おお、スゴいスゴい!がんばれがんばれ!」
今まで褒めたことない人がよ。さっすが表現者!
もうね、弾きながらおっかしくってゲラゲラ笑いながら、
「笑いすぎて弾けな~い!」
と叫びながら弾くワタシ…
異様な光景よ、これ(笑)
(先生、叫びすぎてるけど、音、聴こえてる?笑)
大成功をおさめ終演!
先生、
「スゴいじゃ~ん!」
「たのしかった~、せんせ~!\(^o^)/」
と子供のように椅子から飛び降り先生の足元へジャンピングスライドするADHDな私(笑)
半世紀近く生きててこのお子ちゃま行動、かなり問題ありな大人ねww
Y氏「そーゆーことなんだ!な~るほど~!
あ~いつも怯えてたわけかぁ、ふ~ん…」
そして、
「いや、今ほんとに上手くいったからびっくりした。あーじゃあ今までかなりメンタルにヤられてたってことか~…」
その後の曲もそんな状況下で弾かせて下さり、先生自ら二度三度、同じ言葉を呟き感嘆されたのであった。
どうやら先生、帰国後10年間の指導で生徒を褒めながら演奏させたのは初体験だったらしい…(^^;
そういえば、この日のレッスンの冒頭で弾いた曲も実は本気で褒めて下さってたのでした。
初出し曲だったのだけれど、この程度の曲なら初出しで完璧にしていって当然!との思いで出来ることを全てやり、しかもノーミスで…
先生の前ではノーミスが叶わず悔しい思いをしましたが、弾き終えると先生は何やら肯定的な表情でゴニョゴニョと…
「先生、褒めてくれてるの?」
と真意をついてみる。(笑)
「そう、褒めてるの!」
「本気?」
「そ!本気で褒めてるの!増田さんの中では名演のひとつだよ。ミス悔しがってるけど、そのくらいいつもミス少ないといいのに、て思って聴いてましたよ!」
…ならゴニョゴニョじゃなくて、素直に褒めてくれりゃ~いいじゃん…(笑)
とりあえず、私にとっても先生にとっても収穫多しな大笑いレッスンでした。
少しは努力が報われてきたかな…
♪♪♪♪♪
夫からの注文曲
夫の罠にまんま引っかかり、うまいことノせられて練習始めます(笑)
滝廉太郎の小品ピアノ曲「憾」。
(うらみ、と読みます)
マイナーな曲だけど、夫が今度の演劇のBGMに使いたいンだって!
YouTubeでは自分の気に入った演奏がないンだって!
私の、下手くそでも表情豊かなのがいンだって!
夫は、人が嫌がるのを無理やりやらせるのが大っキライな、温厚で思いやりある優しい人。
そして相手が自ら「やりたい!」て思わせる話術と心理を読む天才です。
その見事なまでの誘導に、私がハメられていく一部始終をご覧あれ↓↓↓
知らないその曲をYouTubeで聴かせられ、
夫「この演奏どう思う?」
私「何この投げやりヒステリックで平らなつまんない演奏…w」
夫「でしょ!さおならもっともっと表情豊かだよね♪」
私「でしょー!」
夫「他の人のもいろいろ聴いたけど、全部イマイチなんだよね…せっかく演劇で使いたい曲みつけたのに使いたい演奏がないの。
さおが弾いてくれたらきっと使いたい…」
私「だろうね、笑」
夫「弾いてくれる!?」
私「うん、単純そうな曲だから、そこをなんとかしたいよね」
夫「ほんとぉ!?楽譜これ!」
そうか、私ハメられてたのか…
ハメられたのに「絶対いい演奏に仕立てたい」と思うわけで、やらされ感は全くゼロ。
このスゴい話術、私もレッスンで取り入れてます(^^)
指導者はいかに生徒の気分をノらせるか、てのは重要な指導です。