畏るべき曲
バッハインベンションの1番て怖いよね(笑)
冒頭のたった2小節だけでその人の素養から知識から音楽性からテクニックまで全てが分かってしまうから。
SNSで流れてくるこの手のものを聴いて一瞬で
「あ~、この人この程度だったのかぁ」
てなる(笑)
「うちの生徒たちの方が10倍うまいわ」
てもなる。たいてい。
まぁこの曲のみならず幼児が弾くようなシンプルな曲は全てそうだけど。
悲しいかなみんな "いかに弾くか" ではなく "何を弾くか" になってしまっている証拠。
自分のことは自分で
子供のうちから「自分のことは自分でやる」これ大事。
共働きの両親だったので私は基本がそうで、今思えばこれがよかったかなと。
生徒をみていても、親御さんがそうさせている子供は正常に成長していくのに対し、何でもかんでも親が手を出してしまう親の子はいつまで経っても自分のことを他人事だと思ってるので、勉強もピアノも、
親に言われないとやらない
↓
イヤイヤやる
↓
イヤイヤで他人事と錯覚しているので身につかない
↓
成績落ちる
↓
キラいになる
↓
やらない
↓
親に言われないとやらない
のスパイラル。
昨日の自分動画
こういうの弾いてると、教会で聖歌うたってた頃を思い出す。
歌い終わるとどこからともなく「アーメン」て言葉が飛び交う。
アーメンとはヘブライ語で「誠にそうです」「その通りです」「嘘はありません」といったような意味。
私もこれを弾きおわり、鍵盤にまだ手を乗せている時、心の中で思わずそう呟いていた。
"ショパン ラルゴ"
https://youtu.be/JkVDfH8akEU
この曲、超マイナーでほぼ知られてなかったが(私も知らなかった笑)、去年秋のショパコンで見事第2位になった反田恭平くんが弾いて有名になった。
この曲、ある聖歌にショパンが和声づけしたものなんだってね。
左手2の指、腱鞘炎でいまだドクターストップなのでとりあえず左手はオクターブの曲のみを探して弾いている。
朝は✕(笑)
恨みや復讐じみた曲は、どうも午前の明るい光ではなかなか形にならないね、気持ちが爽やかすぎて(笑)
昨晩はよさげな感覚が見え隠れできたのは、夜だったからだな(笑)
よくも悪くも夜は要注意な時間帯だ。手紙を書くのも夜は避けた方がいい、てのはそこだね。