音楽愛日記
聴く
以前から師匠に指摘され続け自分でもようやく自覚し始めた事、それは「弾けない」所の原因は十中八九は「聴けてない」
生徒もそう…
自分では聴いているつもりでも、その聴き方レベルの「質や内容」がどうやら師匠のそれとは格差ありすぎたらしい。
そして「まだ鳴っていない1~2音先の未来の音も聴く」が、どんなに重要かも身を持って知った!
一言で「聴く」と言っても、その何もかもが個々で千差万別すぎて…!
曲目にかかわらず
実用的な曲目のみならず曲目の頻度とは無関係に、実力あるピアニスト達の講座は受けておくべきだと結論、一瞬迷ったがやはり申し込んだ。
そういう日頃の勉強の積み重ねこそがのちのち形になっている実感があるから♪
ましてや師匠演奏に憧れを持つ者としては、そのエッセンスはそういう所にこそ宿す。
落ち着く日
今日は暗い雨…でもモノは考えようで「落ち着ける」という安心感が♪
カラッと晴れた外出日和でも、出かけもせずレッスン室で弾き籠る(サボりも込みで、笑)自分をどこかで否定的に捉えがちな私ですが、今日みたいな日こそ「ずっとここにいていい♪ずっと練習していていい♪」と思える肯定感=安心感♪
バッハ曲
人間の持つ喜怒哀楽の全てと神への願望、神の許しを音楽に起こしたバッハ平均律を弾いていると、こういった感情を抱くのは自分のみならず偉大なバッハでさえもそれが潜在としてあったからこそ書いたわけで、感慨深い…
外せない所
先日から譜読みしはじめたバッハ平均律12番、ガブリーロフのその演奏はさすがで本当に美しいけど、私が最も表現したい「そこはドミナントの緊張感の中で音楽が音を立てて崩れていく」様が欲しい所、氏はただ美しいだけ…
私は絶対にそこを最も表現したい、絶対に外せないところ!