着地点を揃える
いろんなテクニックを駆使しても、5本の指の着地点を揃える、という基本は大切。
超高速回転は如何に指の力をダラダラに抜いて第一関節と第二関節を使わず自然落下と鍵盤の跳ね返りを阻止しないか、て事が重要なポイントなのだけど、黒鍵と白鍵の高さ違いの着地を揃える為に第一関節等を使って角度調整するのは大事。
共通要素
テクニックの一部「高速回転」の向上は、基礎のみならず動体視力(いわゆる脳の速度)と視野の広さが密接にあると思う。
生徒みてると視野の狭い子(頭が硬い、読書が遅い子等)は、ほぼ高速回転ができない。
なので、日常的にその辺からの訓練や心がけが必要ではないかと思う。
まぁ多少は自分もその系なので分からないでもない(^^;
ひたすら継続
日夜、レッスンの仕事と家事以外の全ての時間をピアノの練習と研究に費やしてる自分の生活は、異常なんじゃないかと時々へこむ。
そんな時に先日ロボット開発で有名なある大学教授が「普通の生活してたら普通にしかなれないですからねぇ」と。確かに私と似た異常っぽい生活w
励みの言葉として、いつかもっともっと生徒たちに貢献できるよう願って信じて継続するのみ。
それにしても脳の新しい領域を開拓するのって、ほんと大変だなぁ…
致命的かも
どんどん怠慢化してくるとある小学高学年の生徒。今日は怠慢がスタンダード化を示唆する発言を聞かされとうとう私の堪忍袋の尾が切れど叱りした。
「自分自身に失礼な行動を取るのはやめなさい!この数ヶ月散々な怠慢で成長を阻んだ自分に謝りなさい!」と。
人間の存在価値(being)と行動(doing)は混同してはならないので、こんな叱り方を私はします。
ただ…最近良くも悪くも慣れてきてしまっていた「マスクで表情が分からない」こと。
きのう改めて感じたのは、やはり指導する側にとっては致命的だと。
言葉で訴えない子供の心を少しでも理解するのは、唯一心を反映する顔の表情なのだもの…