音楽愛日記
反復練習は必要!?

「ピアノの練習」ときけば自動的に「反復練習」を想像される方も多いのではないでょうか?
師事のY氏はこの件について大いに否定をされます。
もしその弾き方が間違いで弾けない場合に、むしろダメ弾きを癖づけてしまう、と。
逆をいえば、正しく弾けているなら反復練習などしなくても弾けてしまう、と仰います。
そう言われた数年前の当時は、なんとなく理解はできてもそれ以上には「?」でした。
でもでも!!
私自身の練習体験で最近感じる事は、
パーツや部分練習等の過程で正しい弾き方の成功実践は、脳の為(て事は身体の記憶の為)には3回が適当と思えてきたのです。それ以上は脳がサボり傾向をたどり、
思考停止→悪質内容の記憶(音やリズムの不揃い)
という経路たどってしまい、時間の損失どころか耳を悪くしてしまいます。
今まで散々ここに陥ってきた私だからこそ言える事です。それがなんと、師匠の言っていた事なのだと腑に落ちました。
以前、私はY氏の弟子だからこそのメリットとして、彼の練習風景を見せていただいた時に、確かに反復練習なぞしておりませんでした!
練習の仕方は本当に大事!
私にとってのピアノとは
私にとってのピアノとは、
仕事、趣味、遊び、
全て兼ね備えており、ようは人生の全てです。
と言ってるほどには出来ないくせにそう思うのは、出来るようになると決めてるから!
高尚な芸術に人生捧げて悔いはない。
ピアノよりもはるかに得意なものはたくさんあります。
生活圏として料理は残し、それ以外のお菓子作り、編み物、裁縫等はピアノの為に封印しました!笑
バイブル書

「スゴい社長が選ぶ私の一冊」
という番組があった。
日本酒「獺祭」社長の厳選の一冊
「清酒製造技術」
はバイブル書と唱え読み込んでいらっしゃりボロボロだった。
私も
「バッハインベンションシンフォニア」
はまさにそれに価する。
作曲家 西尾洋氏の分析にての書き込みの楽譜、常に手元に置いて、ことあるごとに目に触れさせる、まさに「バイブル書」
やはりボロボロ!
私はこの勉強あってこそ、アナリーゼができる今の自分がある。
今年(2019年)初レッスンにて
師匠にとって年始めの一番バッターはいつもなぜだか私…と思いきや今年は違いました。
キッズが2名、手厚い親とピアノの先生つき添いのもと臨時レッスンに訪れて来てました。
ちなみにこの日は1月2日。お正月なしで親子共々がんばってる様子が微笑ましい反面、少々羨ましくも感じた。私は親が共働きがゆえ「自分の事は自分でする」ように育てられたので…
でもそれで良かったのだと今は思えます。
なぜならば、この社会でよりよく豊かに力強く生きていく為に、先行き見透した行動を起こせるからです。
大学受験を終えた直後、合格かどうかも分からないのに早やマンションの仮押さえをし、みんなに笑われたという…(笑)
人生、そのくらい先を喰ってちょうどいいのです。
皇帝

サントリーホールでの師匠Y氏のコンチェルト「皇帝」やっぱり先生は裏切りませんね!
しかもかのサントリーホールでこんな↑至近距離で…!なんと前から5列目、先生の弾く手も表情もばっちり見えるところ!
音がキラっキラでダイナミックで深くて…!
かと思えば時おり心を撫でてくれるような優しい歌いかけと音色…
もうもう、刺激と感動がスゴくって「ピアノもっともっとがんばろう~っ」て思える!
私が何かここでその素晴らしいさを書いたところで、それは単なる失礼な評価の何ものでもないのでやめときます。
もう音楽と演奏とその空間を共有できたことに感謝しかありません…!
やっぱり定期的にこういうダイナミックなコンチェルトを聴くことは、どんなにかモチベーションアップに繋がることか!
こういうのを聴くからこそピアノ上手くなりたい!音楽好き!の気持ちが生まれる。
だから是非ぜひ皆さま、ピアノリサイタルのみならずとも足をお運びくださいね!