参加することに
う〜ん…12月のピアニスト先生の門下発表会、指が瀕死すぎて今回は見送ろうと思ってたんだけど、
指を開いたりフォルテで弾く負担を避け、過剰な長時間の練習も避ければ弾けなくもないので、バッハなら…と弾いてる今日この頃。
バッハ弾いてると面白くて楽しくて弾けば弾くほどその深みに触れられ味が出るいわゆる“スルメ”だし、指がダメで大して弾けないからといって芋づる式に耳を衰えさせてしまってはそれこそ致命的なわけでそれを阻止する意味でも、またジストニア時代の弾けなかった頃に勉強したこの書き込みというのは私が最も取り柄と自負するところのバッハの真髄と音を暗号にしたバッハ自身の言葉を演奏に変換できるところ。
こういう時にこそバッハの真髄を形にし、それを披露しないでいつする?てことで…
なので今回、このバッハインベンション1番〜3番とバッハシンフォニア1番〜3番で出させていただこうと。
手段は違えど
先日、生徒の親御さんからとても気の効いた贈り物をいただきました。
ありがとうございます♡
無添加の、純粋な素材だけのだしパックです。
テトラパックに入ってるそれは、鰹×昆布、うるめイワシとサバ節と鰹×昆布、の2種類。
昨日は2種類両方を使って醤油ラーメンに!
香味野菜やトマトと共に長時間煮出したものに醤油と酒で極上の醤油スープが出来上がり♪
ヘルシーな極うま醤油ラーメンでした!^^;
そして今晩は和風ポトフ!
こちらは混合節パックの方を使って塩と少々の醤油で味つけ。こちらも極上スープ!
和風にちなんで具にはお豆腐を。
和風ポトフ、なかなかいいね!
なんか料理って音楽に似てるといつも思う。
素材をどう活かすか?素材を何に置き換えるか?
で、また新たな料理が生まれるところがね。
また、イメージしたものを表現することに関しては手段は違えど全く同じ。
ハノン
私がピアノを習い始めた時のピアノの先生にはいろいろ思うところあるが、
でもチャラっとしたキャラクター物のテキストではなく、ハノン等テキストの王道を歩ませてくれてた。
ハノン、バカにできないね。
私が可笑しな指使いをしないでこれたのは(勿論こここではハノン極普通レベルの、の意)ハノンのお陰かも。
「正しい」を教える
こちら左は、とあるアカデミーでのメカニカルコーチングを行う方の元で指導を受けている、おそらく将来はピアニストと思われる卵の方かと思われる画像、
右は私です。
ほら、肘の位置に共通点があるでしょ?
端を弾くからといって肘は外側には来ないんですよ。常にニュートラルな位置にきます。
これぞ、私がいつも生徒たちにも言ってる“解剖学的に理に叶った” 角度なのです。自分自身でも未だに気をつけていることだけどね。
素早い移動のためにはもちろん、良い音、無理ない動きのためにもやはりこの「正しい位置」は必須。
それに伴って鍵盤に置く指の位置も変わります。
小指が手前、親指が奥、です。もちろんこれは鍵盤の高低により逆転します。
冒頭の件では、巷ではたいてい肘が外側にきちゃってる。ご存知ないピアノの先生がほとんどなの。そういった先生達もやはり外側。そこがプロ達との違いで、当然、動きに規制がかかってしまい鍵盤を無理に突っ込み、叩き、根性弾きで煩く激しい弾き方と化する要因なの。
「正しい」を指導しないで生徒の素質有無のせいにしてはいけないと私は思っています。正しいノウハウと正しい練習の仕方を教えれば、それなりにみんな良い演奏はできていくのです。