体を知る大切さ
過去に観たとある巨匠ピアニストのステージで、彼がお辞儀する時の腕が内旋状態のまま(手の甲が正面を向いた状態)だったことに驚いたことがある。これどう考えても不自然なんだけど、当時は私が知識不足でそれが良いことだと勘違いしてた。
いま思えば、これどう考えても体に悪い。
でもまぁ世界の巨匠ともなればきっと体も強靭なのね。
それを普通の人たち(生徒含め)が真似したらアブナイアブナイ。ちなみに私の過去の局所性ジストニアはそういった間違いが引き起こしたのも原因としてあるのは確か。
独学は危険なので、だからそこをよく知る師匠につき、生徒たちにもそれを元に指導している。
ペダルは
ペダル踏む場所、切る場所、の難しさに苦戦。
そういえば以前、アシュケナージが音楽誌で「ペダルこそがピアニストにとっての武器」的な話をしてたっけ…
昔はペダルが難しいなんてこれぽっちも思わなかったし、むしろ自分はペダルが得意ぐらいに思ってたが(笑)、今おもえばあれは大きな勘違い、又はそこに疎かった証拠(笑)
ペダルの浅さ深さ等はわりと得意な方ではないかと思うけれど、今、苦戦しているのはとにかく和声感に応じて踏み替え(超アナリーゼが不可欠)、しかも濁りはNGだけど、かと言ってパツパツ踏み換えるのは避けたいし滲みも得たい…てやつ。
ちなみにその苦戦曲はショパンプレリュード5番w
尽力する幸せ
昨日も嬉しかったな♪
結局ね、人のために尽力することは結果として自分の幸せとなる実感♪
私はそれを毎回のレッスンのたびに感じる♪
あ、そういえば “情けは人の為ならず” て言葉があったっけ。
でも言葉先行ではなく行動より後回しになってるのもなんかちょっと嬉しい♪
スランプ
先日のレッスンにて。
ママと練習をしっかりやって元気に来ている入会して2年弱の小1ちゃん、今回初めてグズりながら入室。
レッスンを始めようとも無理で…
なんでも2週間程前から練習が嫌になったそうで
私「そんな時もあるよね。スランプはみんなあるから大丈夫!」
と、あえてあまり深刻にならないようにするのが長年レッスンを行ってきて学んだ秘訣。
心配ご無用と思い、明るく私の過去の燃え尽き症候群の話等を彼女がソファでヘコんでいるのをよそにお母様に延々と話していたら、案の定、自分からムクムクと起き上がり元気になった( ◠‿◠ )
で「これ(聴音)やりたい」と♪
ちなみに誰でもスランプはあるので、こんな時にこそ先生や親がどんな風に向き合い見守るか、が鍵なのです。
お母様にはおうちでのポイントをいくつかアドバイスして差し上げ(子供も隣で何気に聞いてる。きっと「あぁ、無理しなくていいんだ」と思ってくれるような内容)、「また来週ね♪」と言ってさよなら。