ハノンを移調で
この世界では誰もが1度は触れた事のある ″ハノン″
(あ、よその教室からの移行してきた生徒達、ハノンを知らない、との事で驚いている近頃ですが…)
我が身にとってもやはり、ハノンを各調(黒鍵入り)である程度のテンポ感でレガートで弾く、というのが大切な基礎として時々触れる事をにしている。
ところが、その指折り裁きがあまりにも難しいから先日レッスンに持ち込んでみた。
やっぱり…!
かなり難関だとピアニスト師匠も同意。
ある意味ショパンやリスト等を弾くよりも難関だと。
だからこそ曲中で ″指使い″ が一つの技になるし、ピアニストでもあったショパンやリストの曲は意外と弾き易い、のだと。
ボロクソ言われて当たり前
師匠のベトソナCD聴いて勉強してみる。
やぁーっぱかぁーっこイイ~!
「そこ跳ねない!切り離す!」
とキツく言われた箇所、納得!残響だ残響!
にしてもさっすがプロ!
「若かったし今聴くとウンコだらけ!突然のベトソナ全曲企画で満足な練習なしで短期間で録ったし」と。
その上質をウンコ扱いなんだから、私ボロクソ言われて当然だ🤣
弾く為の身体の柔らかさとは
ピアノを弾くにおいて必要な手首や腕の柔らかさって、結局は脳の柔らかさなんだよね。
「腕をやわらかく」て言うとバレエみたくなっちゃう生徒いるけど、「そうじゃなくて」と指摘すると「確かに」て感じで生徒も笑ってます(笑)
脳を柔らかくする対策(要は弾ける為の対策)は、
対象とする音型をより多角的に捉え色々にアレンジする事です。
・和音
・和音をより小さい単位に分けて
・逆さまから
・リズムで
・部分的にアクセントを付けて
などなど…
これらの網羅でたったの数分。
これでかなり弾けるようになります!
もちろんこれらを指導する事こそもレッスンの重要ポジションです。
奏法の悩み
常に奏法に悩み、研究をしている私ですが、
そもそも奏法に悩みがない人なんていないよね…
もしいたら、それはないのではなくて、
″気づいてない″
か
″理想がない″かだよ…
ピアニストだって、そりゃレベルさえ違えどそれなりに苦労や悩みもあるそうだし。あれだけ弾ける鬼才ピアニストの師匠Y氏をそう言ってたっけ…
常に探究していく事が音楽をつくる!
あは、これ名言になるかも(笑)
高速パッケージのミス対策
高速パッセージが弾けない時って、打鍵時の指がナナメってるんだよね。
指の幅を作ろうとする段階で打鍵しちゃう、という論理だと思う。
解決策は、焦らない事と掌の素早い伸縮を伴った指の準備。