音楽愛日記
レッスンの真髄なのかも
昨日は1パーツに1時間かけられたレッスン…
もはやレッスンとは名だけで、ほとんど病人相手の″クリニック″って感。
でも師匠もやはり、幼少期~フランス留学中もそのようなレッスンを受け続けてきたとの事だし、それなしでは良い音楽は語れない作れないと。
…納得。
これこそがレッスンの真髄なのかも…
師匠の目の前で出来なくて号泣する私、
「普通の人ならピアノとっくにやめてるわ」
の呟きに、
「普通じゃなくてよかったね」
と師匠。
ん?普通じゃないって事は、わたし変態だと思われてるの??(笑)
でも昨日は真摯に向き合ってくれた師匠に感謝です。
ちなみに私が生徒にそこまでやるつもりはない。
よほど意識が高すぎる子でなければ、これをやられた暁にはピアノぎらいをかえって生んでしまうから…
あくまで″指導者として″の良い耳とテクニックを作るためです。
報われた本日
ああ、今日は幸せ一日だったなぁ…!
生徒が試練を乗り越える兆候が見えた事、
ちっちゃいうちに訓練させ絶対音感を持つ生徒達がみんな跳躍音程をも容易く聴きとる事、
私自身がさらに弾き心地良い弾き方をみつけ、幸せな気持ちで練習できた事、
etc.
全て諦めなかったからこそ成し得たことかと♪
悪魔の押しつけ行為
研究してた懸念思案が、昨日レッスンしていて明確になった。
自分も含めてマジメな人は押しつけがちだね、みんなじゃないと思うけど…
押しつけ行為は前腕でやってる事が多く、前腕には多くの指を動かす筋肉や腱が入っているため、ここを固めたり押しつけると結果、指の動きを阻み音も硬くなる。
その証拠に師匠の前腕は驚くほど柔らかく軽くて、弾いてる最中でも私がその腕を持って取り上げると、すぐに軽く持ち上がる!!
これ以前からの衝撃事項です!
みんなはその逆…
レッスンスパン

師匠のレッスン、ここんとこずっと10日ぐらいのスパンが常たったので、今回2週間あくのはだいぶ気持ちがラク♪
こういうのって筋肉弛緩にも繋がりそうだから、今の自分にとって最も必要なことなのかも…
昨日みたいな食事外出も、練習への心に大した罪悪感はなく、「早く帰って練習」みたいな焦りもなかった♪
少々話は逸れるが、きほん出不精な私はレッスンや勉強会以外の外出はほぼしないので、邪魔なこういうゴツいブレスレットをしたくなる(笑)
話を戻し、そう考えると私がかつての学生時代から一部の時期を除き常に″レッスン″ に呪縛されていた事を痛感。
ま、ピアノ科学生のあるあるだけどね(笑)
自分の生徒にはコンクール前や何らかの本番前以外は、私のようではなくもっと自由な心でいさせてあげるよう声がけしたい。