2023-09-29 10:44:00
クラシック=伝統を重んじる
子供がよく発表会等で弾くベトソナ19番と20番。
もう知れ渡った曲だし…と一瞬 講座を受けようかどうか迷ったが、受けてよかった…!
ソナチネアルバムに載ってるそれは勝手な解釈だらけで捻じ曲げられ(もちろん私はヘンレ版を使っているとはいえ)、それらの演奏(ロマン派的なアーティキュレーションw)がまかり通っていてしまい恐ろしくも別物になってしまっている事実を知った…!これを知らずして今後も指導してしまったなら、デタラメを断ち切れないので今回の受講は本当に幸いだった。
でもこれ、まかり通った演奏を耳で何気に聴き覚えしてしまっているものは、後にいくらヘンレ版(原典版)で正しい楽譜を見ても、視覚より聴き覚えが優先してしまい書いてあるアーティキュレーションに盲目になっていることが多いと思われるので、巷ではまだまだその重要性に気づかないでいる可能性大。
「先生」というモノを教える立場の者は、常にアンテナを張っていることは重要!
ちなみに、音楽的な捉え方等も「時代の移り変わり」により流行りみたいなものがあるからねw
装飾音の入れ方も私の学生の頃とはずいぶん変わった。
(日本が西洋レベルに正しく捉えられるようになったw)