2019-10-23 12:24:00
映画『蜜蜂と遠雷』
映画『蜜蜂と遠雷』面白かった!
でも原作の小説とはかなり異なる部分も多く、原作を元に創った映画、と捉えた方がよさそう…
なんと私の出身校武蔵野音大のホールが使われていたり、よく行く東京文化会館の建物やロビー、さいたま芸術劇場の駐車場…等が舞台。自分の生活圏内密着型映画、て感じで親しみ強し(笑)
役者の表情で最も印象的だったのが、マサル役が本選リハでフルートとビミョーに合わず、その気持ち悪さからくる吐きそうな、神経質そうな表情!(笑)
僅か1秒シーンだけど、その ″吐きそうな″ の分かるし、そういえば師匠もそういう表情よくするし(笑)
この役者、感性いいなと思った!
この映画、原作を元に作り替えた作品と捉える条件下での特徴として、
審査員も含めそれぞれにコンプレックスを抱いており、それが良くも悪くも人間の行動に反映されている、という描かれ方かと…
あくまでも私個人の独断と偏見だけど。
何故なら小説には描かれてない部分や逆に省かれてるシーン多数。
本来なら小説にあるようなコンテスタントの葛藤や苦悩をもっと表現して欲しかったかな…