されど指使い その②
きのう書いた「されど指使い」にもう少し付けたしたくて…
だって、師匠の弾く猛スピードの手をボ~ッと見てたとしたら、その指使いに気づかなかった、ってことよ…!恐ろしい((((;゜Д゜)))
しかも私が声に挙げても師は
「別になんだってよくない!?」
て具合でしょ…師にとって当たり前の事でも、私にとっては目から鱗なの。しかも今回のそんな重要な指使い…!
そういえば、ピアニストであり世界的ジストニア研究者でもある古屋晋一先生が講座で、重要な事を仰られたのを思い出しましたよ!↓↓↓
【個性を生み出すもの】
1.楽譜の解釈
2.感性
3.指使い
4.身体の使い方
ピアノ教師陣は、1や4はわりと講座等で勉強されてる人が多いと見受けますが、指使いはそこまで重要視されてる方は少ないように思うなぁ…
実際、私もY氏に師事してなかったら「え?指使いがなんで個性を生み出すの!?」と理解に苦しむと思います。
無駄のない効率的な指使いの思案は、美しい音楽と弾き易さ、無駄のない効率的な動きによる体力温存の為にかなり重要です。師は常に重要視されていますし、師いわく「練習なんて指使いを決める為にやってるようなもんだよ」とまで…!
しかし、
「常にそれらのバランスをとりつつ、どの視点も見失ってはいけない、一点集中はダメ、意識をまんべんなく」
とおっしゃります。
そう、まずは最も重要な「耳」をしっかり使ったうえでこの4項目…てことです。
あー音楽をつくるとは本当にたいへん!難しい!
だけどそこに「美学」があるのもたしか!!
ガンバろ…!