今年(2018年)初レッスンを受けて♪
普段は隔週くらいで受けているY氏のレッスン、今回はお正月を挟んでしまっていたので1ヶ月ぶりです。
1ヶ月なんてウカウカしてるとすぐ来るのもまた現実…
前回のレッスンで著しく指摘された問題点だらけの曲の弾き方を研究 & 試演後、いろいろ疑問を感じあえて放置する事に…
そんな矢先に指先をケガして数日弾けなくなり、タイムリミットでレッスン日突入、不甲斐ないまま行くハメに…
もうこうなったら開き直るしかない、とばかりに師になぜ出来てないかを告ることに(^^;
「先生…今日はね、全部が中途半端で自分でも出来てない自覚があるから、先生にどんなに罵られても落ち込まない…」
(↑なぜならいつも厳しい指摘にへこみ過ぎて、この年齢で大泣き(子供泣き)しているから。笑)
と言ったら苦笑され、
「別に罵ってないよ…」
まあ、いつもな感じの会話です。
いよいよ弾く前に改めてもう一度、
「今日のはレッスン受けられるレベルではないし、そんなの持ってこないで、て言われるのは分かってるけど…弾いていいですか?」
「仕事場だからいいよ」と。
(仕事だからだって!笑)
で、不甲斐ないまま新曲2曲と従来曲2曲を弾く。
すると、
「今朝までさあ、福岡にいてさあ、コンクールに生徒達を入賞させてるピアノの先生達も指導してたんだけど、まあ~みんなハチャメチャすぎて酷かった!だから・・・、・・・大丈夫!」
「!!!\(^o^)/」
もうね、二人で瞬間漠笑い!!!(((o(^∇^)o)))
だってだって!Y氏の口から私に向けてこんな肯定的で、しかも励ますようなお言葉をきけるなんて思いもよらなかったので嬉しさ100倍!
\(^o^)/
しかもその後さらに、
「今日、出来てないとか言ってる割には調子いいじゃん!」
だって~!\(^o^)/\(^o^)/
言っておきますが師、ほぼ褒めない先生ですからね!
内心、じゃこれから自分で出来たと思っても念のためレッスン開始前には「出来てない発言」をしようと心に決めた瞬間、私の目を見た先生に心を読まれてしまい、あえなくこの作戦断念w
ちなみに指先のケガが治って練習復活しても、レッスンまでに4日間しかない。切羽つまった状況の中、どう曲目選択をして何を狙いどのように効率よくさらうか、を考えた。まずは先生の聴くツボを抑えることに決めて必死に、でも頑張りすぎずにがんばりました。(私はいつも頑張りすぎて力みが生じたり頭がおかしくなるので…笑)
これが功を奏したのです!
今回、身を持って学んだ重要な事柄3つ。
・上達は練習量ではなく質だということ。(改めて)
・いい所見せよう、ではなく時には出来なさに開き直ることも重要。これは本番でも言えることかも…
・練習には最低限、先生の指摘しそうなツボを予測して抑える。逆に言えば、どんなに練習しても的外れでは全てが台無しに。それどころかむしろ耳もテクニックも壊れる。
ちなみにもし、みなさんがゆくゆくこのピアニスト先生に見ていただく事があっても、もう少しお手柔らかにはなるのでご安心を!
つくづく、私はこのように現役生徒として今現在経験しているからこそ『生徒の身になった言葉がけ』をして差し上げられるのは賜物だなあ…と感ずる次第でございます(^^;
だって前回レッスンより僅かでも良くなってたら褒めてほしいもん!
♪ ♪ ♪
ちなみに、このレッスン終了後の会話
私「罵倒されないで良かった♪」
師「罵倒って、ヒドい…激励と言って下さいな…」