2023-04-10 10:17:00
全身を使うとは
ピアノは全身を使うとはいえ、全身が動くわけではありません。必要ない所は動かない方がいいのです。
でも難しいよ?これ。無知では無理。
ちなみにこの“全身を使う“は、ピアノの先生でも勘違いされてる方が多い様子。上半身を激しく前後させたり、フォルテだからと腰を浮かせてみたり…は違います。
そうではなく、
•身体の中身をどう使うか
•どのような位置に骨格を持ってくるか
てことです。安定して弾くためにも動き不要な部分があるのです。特に肩関節と腕の関係は、肩はダラダラに力を抜き、その肩関節にはまっている腕は自由に動く、ets.…
本当に知識必須です。
音大の授業では科目にないし、つく先生にもよりますがそこまで仰らない先生が多く、盲点なのです。
だから練習してもピアニストとは何かが違う…てことになるのです。
生徒たちにむやみに身体を動かせさせたら、それこそめちゃくちゃになります。
生徒たちはみんな忠実に先生の言うことを守ろうとするからなおさらのこと。
ピアノは自然でらくな弾き方が最も大事。
かといって、自然な弾き方とは自然に弾くだけでは無理。
今日は今一度、自分自身でもその“使い分け“に着目して練習をします。