発表会
2018年10月18日(日)
我が教室の発表会!
いや~、まずびっくりなのは、生徒達は今までの中でこの日の演奏がいちばん良い出来だったこと!!
みんな本番に強いな~、とは毎回のように感じることですが、今回も紛れもなくそうでした…!
なんだろ、邪念がないというか…うん、だから本番もうまくいくんだね。
中には発表会の2週間前に1曲追加で譜読みから始めてレッスンたったの2回にも関わらず見事に弾ききった子もいたのよ(^^)
スゴいな!
今回の発表会でのいちばん問題児は私でした。
発表会2週間をきっているというのに選曲できずにいて、そのせいでプログラム作製が滞り、そのストレスで滅多に風邪なぞひかない私が風邪をひき、精神&準備がズタボロ状態でした。
普段やっている何曲もの中途半端な中から、今回にふさわしいと思う3曲を選曲し、中途半端を解消すべく精一杯やりましたが、司会をやりながらの演奏は、精神統一のなされない、しかも身体が硬直状態の超不本意な演奏でした。
でも私にとっては人生チャレンジだからね、司会やりながらでも弾けるようになりたい!
ちなみに3曲は、
・無言歌より「紡ぎ歌」/メンデルスゾーン
・ベルガマスク組曲より「パスピエ」/ドビュッシー
・エチュードop.10-1/ショパン
師事のピアニストY氏は、ご自身だってその1週間後に大きなリサイタルを抱えていらっしゃりお弟子さん達みんなにレッスンを断ってる最中なのに、私にだけレッスンをとっていて下さいました。
「10-1は優秀な音大生でも弾けてないから…」
とY氏がいうくらい、ショパンエチュード10-1は手強いのです。よくコンクールで弾かれてるけど、基礎の畑が違うからみんな音色が美しいとは思えないし、いかにもエチュード(練習曲)ってカンジ…
Y氏の演奏のような、きらびやかな音色で滝のようななめらかなうねりと情熱を伴った芸術作品…て誰もいません。
やっぱそれを目指すには基礎がモノをいうのです。
私が目指しているのはやっぱソコ!Y氏のような芸術的な10-1!
だから発表が終わっても、その曲は終わりではないのです。
理想形が叶うまで練習し続けるよ!
紡ぎ歌もね!
みんな引き続き、共にガンバろうね!!